馬鹿は大学に行くな!

馬鹿は大学に行かないほうが良いという現実について語ります。

政治・経済(現代社会)の学習法について

文系の方は、選択科目は世界史か日本史を選ぶことが多いようです。世界史が高校で必修になっていることや、日本史はマンガが多数出ていて、子供の頃から親しんでいることが背景にあるのでしょう。また、今はかなり減ってきているようですが、一部には地理や政治・経済(現代社会)では受験できない大学・学部もまだ残っていることもあると思います。

 

管理人は大学受験の際に、世界史や日本史ではなく、政治・経済で受験しました。そのため、大多数を占める歴史選択の方の要望にはお応えできませんが、少数の政治・経済(現代社会)選択の方のために、学習法を紹介いたします。

 

この科目の最大の利点といえば、何といっても暗記事項が少ないことです。「世界史B」と「政治・経済」や「現代社会」の教科書を見比べてみれば、その差は一目瞭然です。よって、歴史が不得意な方は、無理して世界史や日本史の学習にしがみつくより、科目がえを検討するのも一考です。特に、高校の授業で、政治・経済や現代社会がそれほど苦にならなかった方にはお薦めしたいです。

 

具体的な学習法ですが、とにかく教科書レベルの基本事項を徹底してマスターすることです。その際、予備校講師の講義を本にした参考書が良いと思います。教科書の文章より頭に残りやすいです。何回か読んで、内容が身についてきた手応えが出てきたら、次は実際に入試に出題された過去問を解きます。その際、あまり偏差値の高くない大学のものから順に取り組めば、問題も易しいので良いと思います。徐々にレベルを上げていき、あまり解けない問題が出てきたら、その部分が苦手な分野です。あらためて教科書・参考書を熟読し、弱点の補強に努めましょう。

 

基本的には、この繰り返しです。暗記科目なので、要は「知っているかどうか」が如実に得点にあらわれます。問題を解くことが、「きちんと覚えているか」「どの分野が弱点か」の確認になるので、できる限り多くの問題を解くと良いと思います。

 

くれぐれも、「教科書・参考書を読むだけ」あるいは「ノート作りをして満足」のワナに落ち込まないようにしてください。「予備校講師の講義本でおおまかな内容を頭に叩き込んだら、過去問を解いて弱点を洗い出し、その部分を教科書・参考書を活用して補強する」という鉄則を忘れないでください。