馬鹿は大学に行くな!

馬鹿は大学に行かないほうが良いという現実について語ります。

政治・経済(現代社会)学習上の注意点

政治・経済や現代社会の場合、その科目の性質上、時事的な内容が問われることもあります。しかし、このことにあまり神経を使う必要はありません。あくまで基本は、教科書・参考書の内容をどれだけ身につけたかです。テレビのニュースをよく見たり、新聞をよく読んだりすることも、それが好きな人はやめる必要はありませんが、「どうしても必要」なわけではありません。もっとも、新聞の社説をきちんと読むことは、国語の論説文の読解に大いに役立ちますから、こちらは取り組む価値は大いにあります。

 

「暗記科目は後回し」にすると、後で泣きをみます。よほど政治・経済や現代社会が得意な人でない限り、高校3年の6月には取り組み始めましょう。スタートするのが遅いと、必然的に繰り返しの回数が制限されますし、弱点分野の補強もままなりません。高校3年の夏休み前には、予備校講師の講義本の数回反復は終えておき、夏休みに入ったら入試の過去問に取り組み始めます。10月までには、センター試験日東駒専産近甲龍レベルはクリアーし、以降はMARCH・関関同立の合格レベルに到達するよう専念しましょう。

 

地理歴史・公民科目全般にあてはまりますが、この科目でむやみに高得点を目指すのは得策ではありません。あくまで「合格点到達」を目標にしましょう。この科目に時間をあてすぎてしまうと、英語や国語の学習がおろそかになり、足元をすくわれます。とりわけ、英語や国語の読解力は、身につけるのに長い時間がかかります。これがあやふやだと合格はおぼつきません。地理歴史・公民科目の場合、「難問はいさぎよくあきらめる」姿勢が大切です。

 

地理歴史・公民科目の場合、教科書レベルのことをきちんとマスターできていれば、MARCH・関関同立クラスでも合格点に届きます(逆に言えば、合格点に達していないのは、教科書レベルのこともあやふやだからです)。雑音に惑わされず、じっくりと基本を固めてください。